老後資金対策は複数の選択肢をもとう
65歳以上のリタイア世帯の平均貯蓄は2000万円を超えましたが、60歳代の貯蓄を見ると十分な老後資金が確保できているとは言い難いのが現状です。
毎月の収支はマイナスになる場合もあり、公的年金でまかなえない分は貯蓄の切り崩しが必要になります。しかし、十分な貯蓄がなければ生活費に充てることが難しいでしょう。
そのため、できるだけ早く老後資金の準備を始めることが重要といえます。また、65歳以降であっても働いたり資産運用したりして、貯蓄を増やしていくことも可能でしょう。
複数の選択をもち、老後に備えるといいでしょう。
参考資料
- 金融審議会「市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」」
- 総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯](令和4年)各種分類別データ」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯](令和4年)各種分類別データ」
- 金融庁「NISAとは?」
- 総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- 有識者によるiDeCoのコラム#9「法改正でますます拡充2023年からiDeCoはどう変わる?」iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】
木内 菜穂子