1. そもそも「不労所得」とは?
まずは、不労所得の定義について確認しましょう。
不労所得とは、文字の通り「労働しなくても得られる所得」のことを言います。具体的には、SNSの広告収入など事業で得られるものと、金融資産への投資で得られるものの2つに分類されます。
事業の場合は、自分次第で収入が決まるため、軌道に乗せるまで時間がかかる場合があります。一方、投資の場合は、選ぶ金融資産次第で収入が安定するものもあります。今回は、投資で得られる不労所得にフォーカスしてご紹介したいと思います。
2. 【THE不労所得】その1. 不動産投資
不労所得でまず思い浮かびやすい方法は、毎月の収入が見込める「不動産投資」かもしれませんね。不動産投資では、手元に資金がなくても銀行から融資を受けることで、自己資金以上の投資ができます。
不動産は立地や物件の状態によって、取得できる価格や期待できる収入が異なります。空室リスクを抑えるためには、立地は十分に検討したほうが良いでしょう。
また、手放したいときに買い手がいないと売却できないため、将来売却することも含めて価値ある物件かどうか吟味する必要がありますね。
ちなみに、一般財団法人 日本不動産研究所が発表した「第47回 不動産投資家調査」(2022年10月)によると、東京・城南地区の賃貸住宅一棟の期待利回りは約4%となっています。
投資家の期待利回りは、低下し続けていることがわかります。優良物件に限りがある不動産投資では、情報収集力が必須です。
良い物件情報は、お得意様に先に伝わってしまう可能性もあるため、不動産会社の言いなりになって不利な物件を買わないように気をつけましょう。
初心者の場合は、不動産会社のセミナーなどを活用して情報収集や基礎知識を身につけることから始めましょう。