4. 【THE不労所得】その3. 債券投資

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債券投資は金融商品の中でも比較的安定した運用方法となります。一定期間、固定利率で利息を受け取ることができる仕組みであることから、安定的な不労所得が期待できます。

債券とは、主に国や企業(発行体)が債券を発行し、発行体が債券の購入者からお金を借りる代わりに利息を支払い、満期がきたら元本を返すという仕組みの商品です。

日本円で債券を買う場合は、銀行預金と同じく利率が低いため、大きなメリットはありません。

一方で、外貨建ての債券であれば高い利率が期待できます。例えば、基軸通貨である米ドルで債券を買う場合は、4~5%の利率が見込めるものもあります。

特に、近年の世界各国の金融政策の影響から、高金利の債券投資に注目が集まっています。ただし、為替リスクや発行体リスクが高いほど利率が高くなるため、高利率だからといって安易に投資先を選ばないよう気をつけましょう。

5. まとめにかえて

不労所得は、とても耳障りのいい言葉ですが、リスクも伴います。まずは「必ず儲かる」といった勧誘や広告などに飛びつかないように注意しましょう。

また、不労所得に「最も良い方法」という正解はなく、人それぞれ自分に合った方法は異なります。

投資先や投資方法を分散させることもよいでしょう。少しでもお金に働いてもらうために、自分に合った方法を情報収集して見つけられるといいですね。

参考資料

西森 遥