1. 高齢者が受け取る厚生年金と国民年金とは
高齢者の収入源となる公的年金の受給額を見ていきましょう。
公的年金は1階の国民年金と2階の厚生年金から成り立っています。
国内に住む20歳以上の全ての人が加入する国民年金があり、その上に会社員等が加入する厚生年金をイメージするとわかりやすいです。
毎月保険料を納めていますが、積み立てて将来受け取るわけではありません。
公的年金制度は賦課方式を採用しているため、私達が納めた保険料は「現在の高齢者」の年金財源となります。
その代わり、私達が年金を受給するときには、「その時代の現役時代」が支払う保険料を財源とした年金を受け取るという仕組みです。