クリスマスローズが咲かないのはナゼ?その理由4~6
4. 古くて大きな葉を残している
クリスマスローズは常緑なので葉は落ちずにそのまま残っています。古くて大きな葉が数多く付いたままだと葉の陰になって、花芽が出てくる株の中央部に光が届きません。
また古い葉は病気が発生しやすく、黄色く変色していることも。花芽が出る前の11~12月頃にかけて、変色した葉や古い葉を適当に取り除き、株元にタップリ日が当たるようにしましょう。
5. 水分が不足したり多過ぎたりしている
基本的に庭植えにしたクリスマスローズにはほとんど水やりの必要はありません。鉢植えにした場合は、旺盛に生育する10~5月までは鉢の表面が乾いたらタップリと水やりしてください。
休眠期の夏は乾燥ぎみに管理します。大き過ぎる鉢に植えると多湿になって根腐れすることも。株の大きさに合ったサイズの鉢に植えるようにしましょう。
6. 株が生長し過ぎている
庭に植えたクリスマスローズは、広いスペースに根を伸ばして毎年どんどん株が大きく生長します。大株になって葉がたくさん茂ると、株の風通しが悪くなり蒸れの原因に。
花付きが悪くなった大株をリフレッシュさせるには株分けがオススメです。10~12月の生育期に、1株に3芽以上付くように分けて植え直しましょう。
また鉢植えの場合は根詰まりを起こしていることもあります。水分の吸収が遅くなったり、鉢底からなかなか水が流れ出なかったりしたら、ひとまわり大きい鉢に植え替えるとよいでしょう。