クリスマスローズが咲かないのはナゼ?その理由1~3
1. 日照が不足している
クリスマスローズは日差しがタップリ当たる明るい場所より、どちらかというと木陰のようなやわらかい光が当たる半日陰を好む植物です。
しかし1年中まったく日が当たらない薄暗い場所では、株が弱って花を咲かせるパワーもなくなります。開花期間中はしっかり光合成ができるように、冬のやわらかい日差しが当たる場所がオススメ。
真夏の強い直射日光は避けたほうがよいので、庭植えの場合は落葉樹の根元などが最適です。鉢植えは季節によって置き場所を変えるとよいでしょう。
2. 肥料切れをおこしている
植物が花を咲かせるためには相当なエネルギーが必要です。長年肥料を与えず植えっぱなしのままにしていると、どうしても栄養不足になりがち。
急に花が咲かなくなったり葉が小さくなったりしたら、肥料切れかもしれません。花芽ができる前の晩秋に肥料を施しましょう。液体肥料を10~4月にかけて月に2~3回程度与えるのも効果的です。
3. 花ガラ摘みをしていない
クリスマスローズの花は、ピークを過ぎても咲き終わった花がそのまま株に残ります。見た目は枯れたようには見えないので、ついそのままにしがちです。
開花後は種ができるので採取する目的であればよいのですが、種を採る必要がない場合は早めに花ガラを摘み取っておきましょう。
種を作るためには多く栄養を消費するので、ほうっておくとエネルギー不足になって株が弱ってしまいます。