新NISAからはじめるといい人の特徴2つ
新NISAは期限や目的の縛りのない、柔軟な利用ができる制度です。以下、運用の試算は金融庁「資産運用シミュレーション」を使用します。
新NISAからはじめるといい人の特徴1.教育資金を準備したい人
子どもが生まれてすぐのように10年以上の長期間で教育資金を準備する場合、新NISAを始めるとよいでしょう。
子どもの誕生と同時に新NISAのつみたて投資枠で毎月3万円ずつの積立投資を始め、年3.0%で18年続けたとします。
18年後には元本648万円に対し、運用益が約210万円上乗せされ、元利合計で約860万円もの資金が準備できます(金融庁「資産運用シミュレーション」にて試算)。
大学入学などで資金を引き出すと、元本648万円分の非課税枠が復活し、老後資金準備などに利用できます。
新NISAからはじめるといい人の特徴2.iDeCoの税のメリットが少ない専業主婦(夫)
専業主婦(夫)が配偶者のお金で投資をしても年間110万円までは贈与税の対象とはならず、iDeCoやNISAで自分名義の資産が作れます。
ただし、iDeCoは所得のない人には「掛金が全額所得控除」になるメリットがありません。
しかし、NISA口座から発生した運用益は扶養の判定となる所得には加算されないため、いくら利益が出ても扶養から外れません。