【商船三井の株】配当はさらに上乗せも、来期以降の配当動向は不透明に

増収増益の結果を受けて、2022年度は第三四半期決算発表前と比較して10円の上乗せとなる、年間配当560円とする見通しを発表しました(うち300円はすでに実施済)。

出所:株式会社商船三井「2023年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」

2021年度の400円から年間で+160円、かつ5年連続となる増配方針は、株価にとってサポート材料となると期待されます。

一方で、決算説明会において行われた質疑応答のなかで出た、来年度以降の配当方針については明言を避けています。

商船三井は足元、潤沢な配当も魅力の一つとなっているため、今後の配当水準も株価の変動要因となる可能性があります。