まとめにかえて

70歳代の貯蓄ゼロ世帯の割合は、二人以上世帯で約18%、ひとり世帯で約25%を占めています。

公的年金だけでは生活費が不足してしまう可能性があり、70歳代も就業し収入を得る必要が出てくるでしょう。

実際に、70歳~74歳までの就業率は約34%を占めており、3人に1人は就業しているのが現状です。

とはいえ、いつまで健康で働けるかは誰にもわかりません。

70歳代になってから貯蓄ゼロで悩むことのないように、老後資金の確保について早めに検討することが大切です。

最近では、2024年からはじまる予定の新NISAも話題です。運用はリスクはありますが、老後資金準備の選択肢の一つになるでしょう。

老後に向けて今できることについて、まずは情報収集をしてみてはいかがでしょうか。

※本記事は執筆時点の最新公開データをもとに執筆されたものです。

参考資料

木内 菜穂子