2.3 クリーピングタイム
タイムは低木に分類されるハーブで、コモンタイムなどの立性、クリーピングタイムなどのほふく性タイプがあります。グランドカバーに適しているのはクリーピングタイムで、地面を這うようにしてゆっくりと生育します。
クリーピングタイムは踏まれても枯れることなく、大変丈夫な性質を持っています。香りも良いのでグランドカバーによく使われます。春になると、毬のような花を一面に咲かせるのでとても綺麗です。
生育が旺盛で育ちすぎる傾向もあるので、花後に株もとから切り戻すと蒸れ対策にもなり、美しい姿を保てます。
2.4 リシマキア
豊富な葉色が魅力的なリシマキア。立性とほふく性があり、ほふく性の品種はカーペットのように地面を覆い、密に茂ります。
リシマキアは日陰でもよく育つので、日陰のグランドカバーにもおすすめ。明るいライムカラーやチョコレートのような銅葉、ピンクの斑が入った葉などさまざまな品種があり、寄せ植えのアクセントとしても重宝します。
星形の黄色い花をたくさん咲かせる品種は花つきがよく開花も楽しめます。花をたくさん楽しみたいなら、日当たりがよい場所で育てるのがおすすめです。