転職活動は働きながら?退職してから?

転職活動をする際、「働きながら転職活動は大変では?」「退職してから集中して転職活動をしたほうがいいのかな?」と思う人もいるかもしれません。

株式会社ビズヒッツが”転職経験のある男女500人”に行った転職活動に関する調査では、「働きながら転職活動をしたほうがいい」という意見が74.2%となりました(2021年3月16日公表)。

出所:株式会社ビズヒッツ「「働きながら転職活動」と「辞めてから転職活動」どっちがいい?経験者500人アンケート調査」

働きながら転職活動をしたほうが良いという意見で圧倒的に多かったのは、「金銭面の安心感」でした。

退職してしまうと、失業手当はあるものの、収入が大幅に減ってしまうことから、転職活動に焦りを感じやすくなるかもしれません。

働きながら転職活動をすれば、内定をもらうまでは今の会社で収入の確保ができるため、焦りで妥協して後悔するケースは免れるでしょう。

とはいえ、株式会社ビズヒッツの同調査によると、実際は働きながら転職活動をした人が51.4%、辞めてから転職活動をした人が48.6%と、転職活動のタイミングはほぼ同じ割合となっています。

出所:株式会社ビズヒッツ「「働きながら転職活動」と「辞めてから転職活動」どっちがいい?経験者500人アンケート調査」

前述のとおり、働きながら転職活動をすれば、収入が安定した状態で転職先を探せるため、焦らずに活動が進められます。

しかし実際には、内定が決まってからすぐに退職できるところは少ないため、事前に退職をして、いつでも入社できるように準備している人も多いように見受けられます。

働きながら・辞めてから、どちらにおいても「メリットとデメリット」が存在するため、それらを考慮して、自分にとってより良い選択をすると良いでしょう。