季節商品の恵方巻きの裏には食品ロス問題も?
全国的に節分行事で食べられるようになった恵方巻きですが、実はその裏側では「食品ロス」が問題視されています。
節分に向けて大量生産される恵方巻きですが、節分を過ぎてしまうと需要が一気になくなってしまうため、節分までに売れないと他の商品よりも売れ残るケースが多いです。
恵方巻きは基本的に日持ちがしないため、売れ残ってしまうと廃棄を余儀なくされます。
上記の問題を受け、消費者庁や農林水産省では、恵方巻きの食品ロスを防止するために、生産者に呼びかけを行っています。
具体的には、需要に見合った数だけ生産するように働きかけたり、消費者に事前予約を促すように呼びかけたりしているようです。
その甲斐があってか、農林水産省では恵方巻きの廃棄率が改善したと発表しています。
今年も同様に、商品ロスをゼロにするために呼びかけを行っているため、恵方巻きを購入する際には予約注文を検討しましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)