季節商品の恵方巻きの裏には食品ロス問題も?

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全国的に節分行事で食べられるようになった恵方巻きですが、実はその裏側では「食品ロス」が問題視されています。

節分に向けて大量生産される恵方巻きですが、節分を過ぎてしまうと需要が一気になくなってしまうため、節分までに売れないと他の商品よりも売れ残るケースが多いです。

恵方巻きは基本的に日持ちがしないため、売れ残ってしまうと廃棄を余儀なくされます。

上記の問題を受け、消費者庁や農林水産省では、恵方巻きの食品ロスを防止するために、生産者に呼びかけを行っています。

具体的には、需要に見合った数だけ生産するように働きかけたり、消費者に事前予約を促すように呼びかけたりしているようです。

その甲斐があってか、農林水産省では恵方巻きの廃棄率が改善したと発表しています。

出所:農林水産省「恵方巻きのロス削減に向け46社が取組を予定」

今年も同様に、商品ロスをゼロにするために呼びかけを行っているため、恵方巻きを購入する際には予約注文を検討しましょう。