20歳代後半の女性「貯蓄に不安」8割。初婚年齢は女性で平均29.5歳に

同調査で「現在の自分の貯蓄状況について、不安を感じているか?」という質問に対する回答は以下の通りでした。

出所:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「20代の金銭感覚についての意識調査」

男性は20歳代前半・後半ともに約7割が不安を「感じている」と答えていますが、女性は20歳代前半で75.2%、20歳代後半になると8割と男性に比べて高いことがわかります。

つまり、現代の20歳代後半女性の多くが貯蓄額に不安を感じていると言えるでしょう。

厚生労働省「令和3年(2021) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」によれば、平均初婚年齢は夫31.0歳、妻は29.5歳です。

結婚、またお子さんをもつことを考えている場合には養育費や教育費などお金がかかるものですが、現代の20歳代の大半が貯蓄に不安を抱えています。

同資料によると令和3年の婚姻件数は50万1116組で、前年の52万5507組より2万4391組減少しています。

少子化の原因はさまざまなところにありますが、その一つとして金銭面に関する不安もあると言えそうです。