40歳で住宅ローン「1800万円の金利1.0%、返済期間30年」を組んだ場合の、60歳時点の繰り上げ返済をシミュレーション
【住宅ローンの前提条件】(元利均等返済)
- 当初借入元本:1800万円
- 当初借入期間:30年
- 返済済み期間:20年(残り10年)
- 借入金利:1.0%(全期間固定)
- 毎月返済金額:5万7895円(ボーナス返済なし)
- 元金残高:660万8616円
【繰り上げ返済の内容】
- 繰り上げ金額:320万円
- 繰り上げ後の元金残高:335万6228円
【期間短縮型の場合の結果】
- 毎月返済額:5万7895円(変動なし)
- 残り返済期間:5年1カ月
- 利息軽減額:24万7932円
【返済額軽減型の場合の結果】
- 毎月返済額:2万9636円
- 残り返済期間:10年(変動なし)
- 利息軽減額:16万2613円
上記の例では60歳時点の住宅ローンの残債が約661万円に対し、繰り上げ返済320万円を実行します。
繰り上げ返済には、毎月の返済額を変えずに返済期間を短くする「期間短縮型」と返済期間を変えずに返済額を少なくする「返済額軽減型」があります。
この繰り上げ返済で返済期間を短縮する場合、残りの期間は5年1カ月です。つまり、ほぼ65歳までに返済が完了します。
返済額軽減型の場合、毎月の返済額が2万9636円と少なくなり家計の負担が減りますが、65歳以降も住宅ローンが残ります。