4. お金が逃げていく人の特徴3.自然に貯まる工夫をしていない

3つ目は「自然と貯まる工夫をしていない方」です。

一番貯蓄できるのは、「自動的に貯まる仕組み作り」をしておくこと。毎月一定額を自動的に貯蓄に回すのです。給料日に定期預金などに移すしくみを作っておけば、残った金額の中でやりくりする習慣が定着しやすいでしょう。これが、よく耳にする「先取り貯金」です。

まずは、「日頃の生活費用」と「貯蓄用」、それぞれ別の口座を用意して、貯蓄用口座に貯めていくことをおすすめします。

ネットバンキングを活用すれば、スマートフォンアプリで残高の確認なども手軽にできます。常に家計収支を意識できる環境づくりに役に立つでしょう。また、利用状況によって各種手数料の優遇プログラムがある銀行も多くあります。便利でお得なシステムを上手に利用して、着実にお金を貯めていけるとよいですね。

5. お金を貯めるには、貯蓄の前に現状の把握をしよう

お金が逃げていく人の特徴、いかがでしたでしょうか。「個々人の意識の問題」というより、「仕組みの問題」が大きいことがわかるでしょう。

過去の日本では、預貯金を貯めていれば10年で倍ほど増える高金利のときもありました。しかし、いまは金利も低く預金金利では資産は増えない時代です。

昔よりもご自身で「貯まる仕組み」を作る必要があります。そのためには、特徴にも挙げた「現状の把握」が重要です。
まずは、今現在の資産状況を把握するところから始めていきましょう。

また、老後生活の柱である「年金」や「退職金」がどのくらい見込めそうかも、ぜひ早めに調べておきましょう。

年金であれば、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」をチェック、退職金であれば、勤務先の規定を確認したり、先輩のナマの声を参考にするのも良いでしょう。

まずはできることを、早いうちから取り組み、安心して老後を迎えたいですね。

参考資料

宮内 勇資