老後2000万円問題も話題となりましたが、老後に対する不安を抱えつつ、具体的な対策がわからない方も多いのではないでしょうか。

年金だけで老後を暮らせないとなると、貯蓄で備えるか、働き続けることが重要となります。

今の高齢者でも、定年退職後に再雇用や定年延長で働く方が増えています。

労働者にとってはメリットがありますが、企業にとっても高齢者を雇用するメリットはあるのでしょうか。

高齢者の雇用を取り巻く現状について、2022年12月16日に公表された厚生労働省「高年齢者雇用状況等報告」から紐解きます。

高齢者の雇用は拡大中

2022年12月16日に公表された厚生労働省「高年齢者雇用状況等報告」によると、調査した企業のうち定年制を廃止した企業は3.9%、定年を引き上げた企業は25.5%、継続雇用制度を導入した企業は70.6%にのぼりました。

出所:厚生労働省「高年齢者雇用状況等報告」

また、全企業のうち、定年を65歳とする企業は5万2418社で22.2%です。中小企業で22.8%、大企業で15.3%となり、いずれも前回調査より増加しています。