4. 年金事情は年々厳しく

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厚生年金を20万円以上受給している人の割合や、見込める年収等を解説しました。

計算上では年収762万円で到達できる水準ではありますが、38年間を通して同じ水準の年収を稼ぐのは困難なことがわかります。

中には「若いうちは年収が低くても、年齢を重ねて年収を上げれば平均でそれぐらいになる」と思う方がいるかもしれません。

しかし、現在では厚生年金保険料表の上限が報酬月額63万5000円となっており、これ以上稼いでも保険料はあがらないのです。

年金だけで月収20万円を目指すのではなく、その他の貯蓄や資産運用、個人年金なども含めて、上手に老後の備えを行っていきたいですね。

参考資料

太田 彩子