計画的な返済と資産形成で定年後に備える
世帯主が60歳代で住宅ローンが残っている人の場合、残高が1000万円ある世帯は全体の4分の1です。
しかし、残高が1000万円あっても必ずしも老後生活が貧しくなるわけではありません。
平均的な生活を送れば、毎年250万円程度の返済を続けて4年程度で返済することも考えられます。
もちろん、世帯収入や住宅ローンの残高は世帯によって大きな違いがあるので、住宅ローンの返済で家計が苦しい世帯もあるでしょう。
家計の負担を軽減するために定年前から住宅ローン完済に向けて工夫したり、資産形成を行い将来に備えることが重要でしょう。
参考資料
- 金融中央広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和3年調査結果」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- PRTIMES「住宅ローンはネット銀行系を検討すべき!?住宅ローンは「変動金利型」が69%で最多!」
LIMO編集部