定年までに住宅ローンを完済する方法

定年後も住宅ローンが残っていると、家計に与える影響が心配になる方もいるでしょう。

定年までに住宅ローンを完済するために今からできる対策を紹介します。

以下の2つの方法を検討しましょう。

  • 期間短縮型の繰上げ返済
  • 借り換え

定年までに住宅ローンを完済する方法1.期間短縮型の繰上げ返済

繰上げ返済とは、毎月の返済と別途で借入額の一部を返済する方法です。返済が元本に充当され、利息を軽減することができます。

繰上げ返済には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」があります。

定年までの完済や返済期間の短縮を目指す場合、期間短縮型を活用するといいでしょう。

たとえば単純計算にはなりますが、住宅ローン残高が1000万円で返済期間10年とすると、200万円返済すれば、返済期間を8年に短縮できます。

定年までに住宅ローンを完済する方法2.借り換え

現在利用している住宅ローンより低金利の住宅ローンに借り換えすれば、金利差の利息の支払いを軽減できます。

また、金利上昇局面で変動金利型から固定金利型の住宅ローンに切り替えれば、将来発生する恐れのある返済金利の上昇を回避できます。

上記2つともデメリットやリスクはありますので、ご家庭の状況に合わせて慎重に検討してみるといいでしょう。