介護保険で受けられるサービスの中には、短期間だけ施設に入居できる「ショートステイ」という介護サービスがあります。

1日単位で利用できるため、利用者本人の気分転換や介護者の休息などに便利です。

本記事では、ケアマネジャーである筆者が、ショートステイについてサービスの特徴や費用などをご紹介します。

これから在宅介護を検討している人や、在宅介護を始めたばかりの方はぜひ参考にしてください。

【介護施設】ショートステイとは

ショートステイには生活系の「短期入所生活介護」と医療ケアまで対応する「短期入所療養介護」の2種類があり、利用者の心身の状況に応じて選ぶことができます。

ショートステイを利用できるのは、要支援1・2または、要介護1〜5の要介護認定を受けている方です。

「短期入所生活介護」

特別養護老人ホームなどの介護施設に入居して、食事や入浴、排泄など日常的な介助や、レクリエーション、リハビリテーションなどのサービスが受けられます。

「短期入所療養介護」

介護老人保健施設や介護療養型医療施設などに入居して、必要な医療ケアや日常生活上の介助、リハビリテーションなどのサービスが受けられます。