ショートステイの費用とは。3種類を確認

ショートステイの費用は、1日単位で設定されています。たとえば、1泊2日の場合は2日分の費用が請求されます。

ショートステイを利用する際にかかる費用は次の3つです。

  • 基本料金(介護サービス費)
  • サービス加算料金
  • 食費・滞在費など

以下で詳しく解説します。

ショートステイの費用1.基本料金(介護サービス費)

基本料金とは、食事や入浴、排泄などの基本的な介護サービスにかかる費用のことで、介護保険が適用されます。

ショートステイの種類や、介護度、部屋のタイプによって料金が異なります。なお、医療系の短期入所療養介護の方が、高額に設定されています。

出所:厚生労働省「介護報酬の算定構造」をもとに筆者作成

出所:厚生労働省「介護報酬の算定構造」をもとに筆者作成

ショートステイの費用2.サービス加算料金

サービス加算料金とは、施設側が基本料金とは異なる特別なサービスを提供した場合に加算する料金のことです。加算料金が付くサービスには、次のようなものがあります。

  • 送迎加算
  • 機能訓練加算
  • 看護体制加算
  • 医療連携強化加算 など

サービス加算の内容は施設によって異なるため、利用前に確認が必要です。

ショートステイの費用3.食費・滞在費など

ショートステイを利用する際には、食費や滞在費、日用品費(歯ブラシやオムツなど)、レクリエーション代も必要です。

なお、これらの費用は、介護保険の適用外のため全額を利用者が負担します。

ただし、日用品は持ち込みができる場合がほとんどのため、費用を抑えたい方は私物を持ち込むと良いでしょう。