お子さんの教育費をトータルで考えたとき、もっとも負担が大きいのが「大学進学」にかかる費用ではないでしょうか。乳幼児の頃から、学資保険などを活用して準備を進めてこられた方も多かったはず。

ところが、超低金利状態が続くいま、学資保険の返戻率も低下しています。10年から20年の長期間かけて準備しても、資金はほとんど育たない……。親にとっては厳しい時代といえるでしょう。

LIMO編集部では、「大学の学費」にフォーカスしていきます。注目度の高い大学・学部をピックアップ。入学金や授業料などがどのくらいか、大学の開示資料などをもとに見ていきたいと思います。

今回は、日本大学・薬学部を取り上げます。同学部を卒業するまでに、どのくらいお金が必要となるか見ていきましょう。

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1.【日本大学・薬学部】学費の構成

日本大学・薬学部の納付金は以下のような構成となっています。

【一覧表】日本大学・薬学部「学費の内訳」1/1

【一覧表】日本大学・薬学部「学費の内訳」

出所:日本大学薬学部

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1.1 初年度納付金

  • 入学金:40万円
  • 授業料:140万円
  • 施設設備資金:65万円

学納金合計:245万円

  • 薬学部後援会費:4万円
  • 校友会準会員会費:1万円

諸会費合計:5万円

■初年度納付金合計:250万円■

1.2 在学生納付金

2年次以降納付金(年額)

  • 入学金:――
  • 授業料:140万円
  • 施設設備資金:65万円

学納金合計:205万円

  • 薬学部後援会費:4万円
  • 校友会準会員会費:1万円
  • 校友会正会員会費:1万円(6年次のみ)

諸経費合計

  • 2年次~5年次合計:5万円、6年次:6万円

■2年次~6年次納付金合計■

  • 2年次~5年次:210万円、6年次:211万円

2. 日本大学・薬学部に6年間在籍すると学費はどのくらいかかるのか

ここまでの数字を計算してみましょう。

初年度納付金+在学生納付金(2~6年次)=1301万円

以上の結果となりました。

では、この授業料(約1300万円)を預貯金で準備するとなると、毎月どのくらいの積立が必要でしょうか。

この大学進学費用を、毎月預貯金で積み立てる場合を考えてみましょう。

3. 【日本大学・薬学部】6年間の学費を準備するためには?

先ほどの、日本大学・薬学部を6年間で卒業するために必要な費用「約1300万円」を、「10年間」と「18年間」それぞれを準備期間とした場合、毎月の積立額はどのくらいになるか計算してみます。

3.1 【日本大学・薬学部】6年間の学費を「10年かけて」準備する場合

まずはさきほどの「1300万円」を、120か月(10年)で割ります。

1300万円÷120カ月=約10万8000円

毎月欠かさずこの金額を貯蓄に回す必要があります。では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。

3.2 【日本大学・薬学部】6年間の学費を「18年かけて」準備する場合

同じ金額を、今度は216か月(18年)で割ってみます。

1300万円÷216か月=約6万円

生まれた直後から積立を始めた場合であれば、毎月約6万円をつみたてていく必要があることがわかりました。

4. 大学進学費用を、上手に準備していくためには?

家計の経済状況は世帯ごとに異なります。奨学金や教育ローンを活用するご家庭もあるでしょう。未来を支える子どもたちの夢をかなえるために、親はできる限りのサポートをしていきたいものですね。

大学進学を見据えた教育費の準備は、先手先手で進めていきましょう。低金利が続くいま、預貯金と資産運用を上手に組み合わせていく視点も求められているといえそうです。

参考資料

LIMO編集部