4. 【年収一覧表】で見る自分の立ち位置
では、男女と全体に分けて100万円以下~2500万円超までの金額ごとの年収の割合をみていきます。
最も多い年収帯は男性で「400万円超 500万円以下」17.5%、「300万円超 400万円以下」16.9%、女性で「100万円超 200万円以下」22.5%、「200万円超 300万円以下」20.9%などとなっています。
男性のボリュームゾーンは「200万円超~600万円以下」、女性は「100万円以下~500万円以下」でした。
5. まとめにかえて
今回は年収をさまざまな角度から見てきましたが、他にも業種や職種、企業規模などによっても年収は異なります。
また、キャリアプランは年収だけでなく、長く続けることができるか、ライフスタイルに合っているか、やりがいはあるかなど、多角的に考える必要があります。
今は60代でも働く方が多く、長い老後が待っています。一つの参考としながら、長い目で見たキャリアをこの休暇に考えてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。特に老後資金準備にむけて、投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズやライフプランにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』の編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。3児のひとり親で趣味は音楽鑑賞と読書(2025年6月7日更新)