お年玉に贈与税はかかるのか?
贈与とは、贈与者が無償でものやお金などを譲る意思を示し、受贈者がそのものやお金をもらう意思を示すことで成立する契約のことです。
そのため、子どもや孫にあげるお年玉は、無償でお金を渡す行為なので、贈与にあたります。
それなら「贈与税がかかってくるのでは?」と心配される方もいるかもしれません。贈与税は、原則、贈与を受けたすべての財産に対してかかることになっています。
しかし、その財産の性質や贈与の目的などをみて、一部贈与税がかからないものもあります。どんなものがあるのかみてみましょう。
執筆者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年勤務したのち、FPとして独立。ひとりひとりのお金に対する価値観を大事にしながら、ムリのない節約術を提案している。他のメディア媒体でも、お金に関する記事の執筆を行う。読者がすっと理解できるよう、文章の構成や表現などを意識している。LIMO編集部では、お金やペットの記事を執筆。自宅では、3匹の猫(12歳~19歳)と暮らしており、猫の健康管理や介護は得意分野。趣味は、落語、宝塚。愛読書は、P・G・ウッドハウスのジーヴスシリーズ(2023年11月20日更新)。