つみたてNISAは1月スタートがよい理由3選
つみたてNISAは、1年中どのタイミングでも始めることが可能ですが、実は1月は、つみたてNISAを始めるにはぴったりな時期です。
なぜ1月スタートが良いのか、その理由を見ていきます。
<つみたてNISA 1月スタートがよい理由3選>
- 毎月の積立金額の設定が簡単
- 1年間ほったらかしにしても非課税枠をフル活用できる
- 年末に1年間の運用成果を確認しやすい
つみたてNISAは1月スタートがよい理由1.毎月の積立金額の設定が簡単
つみたてNISAの投資限度額は、1年間40万円までです。
そのため、単純に計算すると、1カ月の投資金額は、3万3333円(40万円÷12カ月)となります。大手のネット証券でつみたてNISAを行う場合、1カ月の上限投資額は3万3333円までと設定されているところもあります。
自分で毎月の投資金額を決める場合、1月スタートにすれば、金融機関によっては毎月3万3333円の自動買付に設定すればいいので、積立金額の設定が簡単です。
一方、年の途中でつみたてNISAを始めると、40万円の非課税枠を使い切るために、月によって投資金額を変更する必要があるため、手続きが複雑になります。
つみたてNISAは1月スタートがよい理由2.1年間ほったらかしにしても非課税枠をフル活用できる
1月からつみたてNISAを始めた場合、自動買付を設定にしておけば、毎月3万3333円の買付を証券会社が自動で行ってくれるので、1年間ほったらかしにしておいても大丈夫です。
一方、年の途中でつみたてNISAを始めた場合、毎月上限の3万3333円を投資したとしても、非課税枠40万円を使い切ることができません。
「ボーナス設定」などと呼ばれる手続き等を行って、月によって投資額を変更したり、投資タイミングを増やしたりする必要があります。
1月につみたてNISAを始めた方が、手間がかからずに、非課税枠をフル活用することが可能です。
つみたてNISAは1月スタートがよい理由3.年末に1年間の運用成果を確認しやすい
年末年始は1年の区切りとして分かりやすく、1年間のマネープランを見直すのに絶好のチャンスです。資産運用でも、1年間の区切りを年末にそろえてしまうのがおすすめです。
つみたてNISAを1月スタートをすれば、毎年年末に1年間の運用成果を確認することになり、忘れずにチェックする習慣ができるでしょう。