60歳代で貯蓄3000万円以上を目指す方法3つ
老後のゆとりある生活や安心した老後生活のためには、まとまった貯蓄を備えると安心です。それではどうすれば貯蓄を増やすことができるのでしょうか。
まずは支出の管理です。
何にどれくらい使ったかをしっかりと把握し、支出状況を把握することが大切です。家計簿が効果的ですが、今ではスマホで簡単に管理できる家計簿アプリもたくさんあるので利を検討するといいでしょう。
支出の見える化ができたら、次に支出の最適化です。
長く続く方法として、固定費を見直すことから始めるといいでしょう。
家賃を見直したり、通信費は格安スマホに乗り換えたり、ジムや動画配信サービスなどのサブスクリプションサービスは本当に必要なのか利用頻度と照らし契約を継続するか検討したりするといいでしょう。
次に収入の最大化です。
貯蓄額は収入から支出を差し引いた差額になりますので、生活水準を維持しつつ、収入を増やすことで貯蓄額の増加が期待できます。
会社内での昇進や昇給、転職や副業、スキルアップをはじめるなどして目指すのも一つでしょう。
その他に資産運用という方法もあります。
現在の銀行預金の金利は0.001%程度で、100万円を1年間預けたときに受け取れる利息はたった10円で、銀行にお金を預けていてもなかなかお金は増えません。
投資は元本割れするリスクはありますが、長期・分散投資を意識することで安定的なリターンが期待できる可能性もあるでしょう。
まとめにかえて
老後にゆとりある生活をおくろうと思うと年金や今の貯蓄だけでは不十分という方が多いでしょう。
支出管理をおこない収入を増やす努力をし、貯蓄を増やしていくことが安心した老後生活を迎えるために重要です。
また、資産運用などを行い、自助努力で将来に備えていくのも一つでしょう。
この年末年始の休暇に、ご自身ができることについて情報収集してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査(令和3年)各種分類別データ]」
- 総務省「家計調査報告 家計収支編 2021年(令和3年)平均結果の概要」
- 厚生労働省「賃金事情等総合調査」
- 厚生労働省「令和3年度の年金額改定について」
LIMO編集部