厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金・国民年金事業の概況」によると厚生年金の平均月額は14万4366円。国民年金の平均月額は5万6252円となっています。
しかし、そもそも「平均」は「異なる数や量を合計し、一つあたりが同じ大きさになるように分け直したもの」です。
年金を給付する側は「国民一人当たりどれだけの金額になっているか」を把握しやすい反面、年金をもらう側にとっては「受給額の個人差」が見えなくなってしまう数値ともいえます。
そこで今回は、1万円毎の受給額レンジをつかって「年金一覧表」をみていきましょう。