厚生年金や国民年金、年収よりも重要?「貯蓄率」をアップしよう

「老後」「貯蓄」といったキーワードが出たときに、「年収がすべて」だと思っている人はいませんか。

年収が高い人ほど貯蓄がしやすいとう考え方が間違いとまではいきませんが、実は年収にあわせて生活水準をどんどん上げてしまい貯蓄に回せるのは月2~3万円程度というケースも珍しくありません。

その反面、一般的な年収でも30代で1000万円以上の貯蓄に成功した人もいます。

つまり、重要なのは自分の収入から「毎月・毎年いくら貯蓄に回せているか」という貯蓄率です。

たとえば、住居費・光熱・通信費など現代の生活に欠かせない費用を最初からおさえていれば、貯蓄率を5%→10%にアップできるかもしれません。

欲しい物や行きたい場所を我慢するのはストレスが溜まりどこかで爆発してしまう可能性も高いですが、固定費は一度下げてしまえば節約効果がずっと続きます。

高い貯蓄率をキープするのにも効果的だといえるでしょう。

貯蓄率が高い人はメリハリのあるお金の使い方ができている人が多く、通帳の残高が増えるほどモチベーションがアップしていく傾向があります。

まずは、モチベーションの種になる行動を何かひとつ始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料

尾崎 絵実