高所得貧乏になる人の特徴2.見栄を張ってしまう
都市部に住んでいても、身の丈に合った生活をしていれば、高所得貧乏にはなりません。
一番高い買い物である住宅を考えてみましょう。
住宅を購入する際に、いくらまでの物件なら無理なく返済していけるかを知る指標に「年収倍率」があります。一般的には4倍から5倍が妥当といわれています。年収1000万円では、4000万円~5000万円の物件になります。
先述の新築マンションを例にすると、首都圏の平均価格は7000万円近くなっています。4倍で年収1750万円、5倍で年収1400万円になります。つまり、首都圏の新築マンションの平均価格は年収1000万円世帯では購入が難しいでしょう。
ここを見栄を張って、住宅ローンを組んで買ってしまうと、返済が重くなって、高所得貧乏に陥る可能性があります。
住宅を例にしましたが、家で見栄を張ってしまうと、次は車も見栄を張りたくなります。こうして高所得貧乏ができあがってしまいます。