12月も引き続き生活必需品の値上げラッシュのニュースを目にするようになり、物価上昇が家計を直撃しています。
クリスマスや年末のイベントがあるものの、住宅費や教育費の捻出に追われる現役世代にとっては、お財布の紐をしめないといけない人も多数出てきているのではないでしょうか。
これは現役世代だけではなく、年金で暮らすシニア世代にとっても由々しき事態です。年金は2ヶ月に一度の振込なので、やりくりの工夫がより一層大切になってきます。
老後に受け取る年金は、働き方によって人それぞれです。また、サラリーマンだった人が受け取る「厚生年金」には現役時代の収入によって大きな個人差が生じます。
厚生労働省の資料によると、厚生年金保険(第1号)の平均月額は14万4366円でした。
この平均額を受け取るのは、現役時代にどの程度の収入があった人でしょうか。日本の平均年収である「443万円」をクリアしていると、到達できるのかみていきましょう。
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執筆者
兵庫県芦屋市出身。同志社香里高校・同志社大学政策学部卒業後、損保ジャパン日本興亜(旧日本興亜損保)へ入社。保険代理店への保険商品案内営業に従事。その後、実際に窓口でお客様へ提案したいとの思いから東京スター銀行のリテール営業へ転身。2011年より現在までファイナンシャルアドバイザーとして個人のお金の悩みを解決してきた。2012年より個人販売の全行員内ランキングでは9年間で10位以内から一度も落ちることなく、2014年2位 2019年3位 2020年1位 2021年2位と安定して好成績をおさめた。また周囲への育成にも力を入れており、2014年以降8年連続で途中2度の転勤もありながら、所属支店の成績を31店舗中1位にしてきた。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。