「厚生年金と国民年金の支給額」本当は「ひと月平均」でみんないくらもらっているのか
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12月も終わりが近づきました。2022年の初めから、食品や生活必需品の値上がりのニュースを目にされた方がいらっしゃるかもしれません。
収入が変わらなければ、手に入る物の量は目減りしてしまいます。
今はなんとかなっているかもしれませんが、年金生活になれば現役時代の給料に比べて水準が下がってしまう方が大半でしょう。
筆者は以前銀行に勤務しており、数多くのお客様から老後のお金の相談を受けてきました。
その経験も踏まえ、今回はシニア世代の国民年金と厚生年金の受給額事情を紐解き、老後のお金の備え方についてお話ししていきます。
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執筆者
兵庫県芦屋市出身。同志社香里高校・同志社大学政策学部卒業後、損保ジャパン日本興亜(旧日本興亜損保)へ入社。保険代理店への保険商品案内営業に従事。その後、実際に窓口でお客様へ提案したいとの思いから東京スター銀行のリテール営業へ転身。2011年より現在までファイナンシャルアドバイザーとして個人のお金の悩みを解決してきた。2012年より個人販売の全行員内ランキングでは9年間で10位以内から一度も落ちることなく、2014年2位 2019年3位 2020年1位 2021年2位と安定して好成績をおさめた。また周囲への育成にも力を入れており、2014年以降8年連続で途中2度の転勤もありながら、所属支店の成績を31店舗中1位にしてきた。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。