60代の雇用形態と働く時間

つづいて、今どきの60代の働き方に視線を移していきましょう。

2019年の調査では60代全体(男女、60代前半・後半の計)のうち65%は会社や団体に雇用されており、会社や団体の経営・役員だった人は11.5%、自営業が11.9%です。

多くの人が該当する「雇用される働き方」をしている人の「勤務時間」は以下のとおりです。

独立行政法人労働政策研究・研修機構「60代の雇用・生活調査」

◆2019年度調査 所定勤務時間の形態

60~64歳

  • 普通勤務/フルタイム:59.1%(+6.5pt)
  • 普通勤務より1日当たりの労働時間が短い:14.7%(-3.6%)
  • 普通勤務より1週間あたりの勤務日数が少ない:9.4%(-0.2%)
  • 普通勤務より労働時間、勤務日数ともに少ない:9.5%(-2.3%)
  • 勤務日と時間帯を弾力的に設定できる/フレックス:3.0%(-0.7%)

65~69歳

  • 普通勤務/フルタイム:39.0%(-0.1pt)
  • 普通勤務より1日当たりの労働時間が短い:17.8%(+2pt)
  • 普通勤務より1週間あたりの勤務日数が少ない:10.4%(-13.8pt)
  • 普通勤務より労働時間、勤務日数ともに少ない:20.4%(-0.2pt)
  • 勤務日と時間帯を弾力的に設定できる/フレックス:7.1%(-2.5pt)

これは男女合計の数値であり、ポイントの増減については2014年調査と比較したものです。

60代前半ではフルタイム勤務者が増加。
60代後半のフルタイム勤務者はほとんど差がありませんが、勤務日数を少なくしている人が減り、1日あたりの勤務時間を短縮している人が増加するといった変化がみられました。