はじめに
ここでは株式投資の初心者向け用語の解説をしていきます。基礎的な用語を理解することで投資を自分にとって身近なものとし、投資判断を自信のあるものにしていきましょう。今回はIRについてみていきましょう。
読み方
- アイ・アール
英語訳
- Investor Relations
英語訳の読み方
- インベスター・リレーションズ
用語解説
投資家向け広報担当者、およびその担当部署。
投資家向けに決算発表内容、財務内容や事業戦略を伝達し、資本市場から適切な評価を受け、株式市場や債券市場などからの資金調達を円滑に行うのが最終目的。
IRの具体的な活動としては、たとえば決算発表時に決算短信や決算説明会資料を外部に発表する。最近では決算発表と同時に発行体のホームページに掲載される。
また、ほぼ同時期にメディアの記者やアナリスト向けに決算説明会などを実施し、投資家とのコミュニケーションを図られることが多い。コロナ禍以前は、会場にてリアルで行われることが多かったが、現在はオンラインで行われることも多い。
最近では決算説明会の内容はテキスト化もされることが多く(欧米では極めて普通)、以前と比べると決算説明会の内容の公開化が進んでいるといえる。
機関投資家向けには個別にミーティングをすることもあり、特に1on1ミーティングとも呼ばれる。
使い方の例
- あの会社のIRは開示姿勢に好感が持てるね
- IRがよくないからあの会社の株価が上がらないね
まとめにかえて
いかがでしたでしょうか。
今回取り上げた用語については理解が進みましたでしょうか。
次回は異なる専門用語を理解し知識を積み上げることで、みなさんの投資判断の精度を上げていくことが狙いです。
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制作:株式会社モニクルリサーチ