2カ月に一度、偶数月に振り込まれる年金。12月15日は今年最後の支給日です。

公的年金の受給額は、2022年4月分(6月支給分)から、前年より0.4%減額されています。「0.4%」という数字は一見微々たるものに見えますが、長い目で見ると大きな金額になりますね。

年を重ねれば、健康面での不安が増えます。長く働き続けるつもりがリタイアせざるを得ないこともあるでしょう。公的年金は老後の暮らしを支えるメインの収入源ですから、しっかり受け取りたいものです。

実は、「0.4%の減額」に加え、秋(10月)から新たに年金の振込額が減った人もいることをご存知でしょうか。今回は、いまのシニア世代の受給額事情をみたあと、年金から差し引かれるお金について整理します。

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