【クリスマスプレゼントに人気】多様化するゲーム
1980年代半ば以降、家庭用ゲーム機は人気ソフトの登場もあり、瞬く間に家庭に浸透していきました。
そのため、未就学児や小学生のいる親にとって、ゲームは子どもの頃から存在する特別珍しいものではありません。
当初は専用のゲームソフトやゲーム機を購入しないと遊べませんでしたが、技術進化もあり「ゲーム」自体の多様化が進んでいます。
多種多様になっている分、親の管理の重要性も高まっています。
身近なツールでプレイできる
手持ちのタブレット端末やスマートフォンにゲームアプリをインストールすれば、ゲームを楽しめます。
専用のゲーム機を親にねだらなくても、友だちの間で人気のあるゲームで遊ぶことができるのです。
親が子どもの頃よりもずっと容易にゲームができる今の環境は、子どもにとっては嬉しいことですが、管理する親の方は大変です。
1つのゲーム機を制限すればゲームを管理できるとは言い難く、「ゲームとの付き合い方」を親子で考える必要があります。
子ども達が各自在宅でもOK
複数のツールでゲームができる以外にも、親世代と大きく変わったのが「各自在宅のまま同一ゲームをプレイできる」という点です。
オンライン上で友だちが集まり一緒にゲームをするという、1980年代や1990年代の小学生にとっては夢のようなことが現実のものになっています。
友だち同士のチャットや通話で、コミュニケーションが取れるメリットはあります。
その一方で、ゲームが発端となるトラブルは昔からありましたが、在宅でもプレイできることから人の目につきにくい問題が顕在化しにくくなっています。
「過度な課金」や「上下関係によりゲームから抜け出せない」といった問題も起きやすく、親は不安を感じやすいです。