2022年も残すところ1ヶ月となりました。今年のクリスマスは24日が土曜日、25日が日曜日と日並びが良く、令和に入ってから最も盛り上がりをみせそうです。

この時期になると、子どものいる世帯ではプレゼントの準備で親の方も忙しくなりますよね。

とくにゲームをせがまれた時は「ちゃんと毎日時間を決めて遊べるか」と不安を感じる方も少なくないでしょう。

そこで今回は、子どもにゲームを遊ばせる際に作っておきたい家庭内ルールについてご紹介していきます。

【クリスマスプレゼントに人気】多様化するゲーム

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LightField Studios/shutterstock.com

1980年代半ば以降、家庭用ゲーム機は人気ソフトの登場もあり、瞬く間に家庭に浸透していきました。

そのため、未就学児や小学生のいる親にとって、ゲームは子どもの頃から存在する特別珍しいものではありません。

当初は専用のゲームソフトやゲーム機を購入しないと遊べませんでしたが、技術進化もあり「ゲーム」自体の多様化が進んでいます。

多種多様になっている分、親の管理の重要性も高まっています。

身近なツールでプレイできる

手持ちのタブレット端末やスマートフォンにゲームアプリをインストールすれば、ゲームを楽しめます。

専用のゲーム機を親にねだらなくても、友だちの間で人気のあるゲームで遊ぶことができるのです。

親が子どもの頃よりもずっと容易にゲームができる今の環境は、子どもにとっては嬉しいことですが、管理する親の方は大変です。

1つのゲーム機を制限すればゲームを管理できるとは言い難く、「ゲームとの付き合い方」を親子で考える必要があります。

子ども達が各自在宅でもOK

複数のツールでゲームができる以外にも、親世代と大きく変わったのが「各自在宅のまま同一ゲームをプレイできる」という点です。

オンライン上で友だちが集まり一緒にゲームをするという、1980年代や1990年代の小学生にとっては夢のようなことが現実のものになっています。

友だち同士のチャットや通話で、コミュニケーションが取れるメリットはあります。

その一方で、ゲームが発端となるトラブルは昔からありましたが、在宅でもプレイできることから人の目につきにくい問題が顕在化しにくくなっています。

「過度な課金」や「上下関係によりゲームから抜け出せない」といった問題も起きやすく、親は不安を感じやすいです。

波紋を呼んだ香川県のゲーム条例

このように時代の変化に伴い、ゲームの在り方も劇的に変わり続けています。

こうした中、香川県が自治体としては初となる家庭でのインターネットやゲーム使用時間に関する条例「香川県条例24号・香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」を2020年4月に試行しました。

本当に条例で「ゲーム」の制限が!2/3

出所:香川県条例第24号より一部抜粋

これまで夕方以降のゲームセンターの立ち入りに関しては条例や法律が定められていましたが、家庭を対象としたものは全国初のことでした。

WHOもゲーム依存へ警鐘

若年層のゲーム依存問題は日本だけでなく世界でも注目を集め、世界保健機関(WHO)は2019年に「ゲーム依存」を依存症のひとつとして認定しました。

また香川県のネット・ゲーム依存症対策条例は20条からなり、18歳未満の子どもを対象としています。

県市町村と学校そして家庭で連携することを求め、子どものスマートフォンへのフィルタリングソフトウェアの活用や、インターネットやゲーム時間管理などが盛り込まれています。

仮に条約違反をしても罰せられませんが、自治体が家庭でのことに関して条例を制定するのは異例のことです。

賛否両論あるが条例は参考にもなる

条例を不服とし裁判を起こす動きもありますが、香川県の条例の中身は学校で指導されているのと同じように、基本的には「子ども時代の大切な時間を有意義に使って欲しい」という願いが込められています。

もちろん、「平日はゲーム時間60分」「休日は90分」というルールは将来的にプログラマーやeスポーツの選手を目指している子ども達や親にとっては不満に感じることでしょう。

ただ、そうした道を目指していない子どもを持つ親としては、香川県の条例は参考になる部分があります。

ゲームを子ども任せにしていると、自分から切り上げることが難しくなるため、家庭内で明確な時間を定めることが望ましいです。

ゲームを許可する前に必ずルールを作る

これからゲームをやらせる場合は親子で必ず話し合いをし、具体的なルール作りをしましょう。

「はいプレゼント」だけではなく、手にした後のことを考えるのも親の努めです。

ルール厳守が当たり前

ルール厳守は当たり前であると子どもによく言い聞かせた上でルールを作っていきますが、安心安全にプレイするためのポイントは以下の通りです。

  • 平日・休日のゲーム時間を決める
  • 宿題や家庭学習を終わらせてから(子どものタイプにもよる)
  • ルール違反へのペナルティを作る
  • 課金に関するルール(自分のお小遣いから出すなど)
  • 夜〇時以降はやらない
  • 食事中は厳禁
  • オンラインゲームでは知らな人と繋がらない
  • トラブルはすぐに報告する

単に時間だけでなく、ゲームを起因とする問題を未然に防ぐルールも含んでおきましょう。

ゲーム時間の設定を親ができる機能もあるため、ルール作成だけでなくこうしたツールと使いメリハリをつけるように心がけてください。

【ゲームのクリスマスプレゼント】親の管理は絶対

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LIMO編集部作成

クリスマスプレゼントとしてゲームを与える場合、親の管理は絶対条件です。

ルールを作成したから大丈夫ではなく、その後も継続して親が管理していきましょう。

子ども任せだと「もう少しくらいいいか」という甘えが出てしまい、ルールが形骸化することもあります。

ゲーム時間の確認を日々怠らず、そして会話をして友だちとの間でトラブルが発生していないか把握してください。

面倒かもしれませんが、そうした親の関わり方が子どものゲームの付き合いに影響を及ぼしていきます。

気軽に楽しめるようになったゲームですが、その分トラブルの原因にもなりやすく、遊び方を各家庭でレクチャーする重要性が高まってきています。

クリスマスプレゼント選びでゲーム購入を考える家庭も多いこの季節、手に取る前にルール作りをして楽しく遊ぶ準備をしていきたいですね。

参考資料