【医療費控除の特例】セルフメディケーション税制は使える品目が多い
セルフメディケーション税制の対象となるスイッチOTC医薬品には、「メンソレータム」や、「龍角散せき止め錠」のほか、「ロキソニン」などもあります。風邪薬や痛み止めの貼り薬なども対象となっており、意識していないけれど普段購入するもののなかにあるものも多いのではないでしょうか。
医療費控除はその年の医療費に10万円以上利用し、そのうちの10万円を除いた部分が控除の対象になります。
一度、スイッチOTC医薬品の領収書を確認し、合計から1万2000円を引いた額が医療費控除の額よりも多かったら、セルフメディケーション税制の利用を考えてみてはいかがでしょう。期間も令和8年までとなっていますので、一度利用してみてもいいかもしれません。
参考資料
- 国税庁「No.1129 特定一般用医薬品等購入費を支払ったとき(医療費控除の特例)【セルフメディケーション税制】」
- 厚生労働省「セルフメディケーション税制対象品目一覧」(2022年12月1日時点)
- 国税庁「セルフメディケーション税制の概要・手続など」
新井 智美