70歳代前半で約3人に1人が就業。高齢者の就業率は年々増加へ
最近では60歳代以降も働かれる方がいます。働くことが生きがいや楽しみである、生活にメリハリがついていいといった理由で働かれる方も多いでしょう。
一方で、老後資金に不安を感じて働く方もいます。年金や貯蓄が心もとないと、仕事を長く続けようという方もいるででしょう。
厚生労働省「令和4年版高齢社会白書」によると、「70~74歳」で働く方は32.6%となっており、およそ3人に1人は仕事をしています。
70歳代前半の就業率は年々上がっており、2011年は約2割でしたが、10年で約10ポイントも上昇しています。
75歳以上も10.5%は働いており、60歳代以上全ての年代で就業率は緩やかに右肩上がりです。
今後もこの傾向は続くと考えたほうが良いでしょう。