厚生労働省の「2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況」によれば、65歳以上の方がいる世帯の世帯構造のうち、「単独世帯」は28.8%。

出典:厚生労働省「2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況」

1986年の13.1%の倍以上となっており、「夫婦のみの世帯(32.0%)」に次ぐ多さとなっています。

考えたくないものですが、老後は病気や介護、また配偶者との死別などにより、世帯構造が変わりやすいもの。そのことを踏まえた上でマネープランを立てる必要があるでしょう。

特に70歳代は年金生活が本格的にスタートする一方で、世帯構造が変わる人が多いもの。以下のような確認をしておくことが重要でしょう。

  1. 70歳代で平均貯蓄額1786万円を目指す
  2. ねんきん定期便などで自分の年金額を確認する
  3. 長く働くキャリアプランを考える

今回は70歳代に視点をあて、その貯蓄や年金、また70歳代の就業状況も確認します。