2.厚生年金と国民年金は保険料が違う
続いて保険料の違いも見ていきましょう。
2.1 国民年金の保険料
国民年金の保険料は、だれでも一律で決められています。2022年度の場合、月額の保険料は1万6590円。
ただし、まとめて前納をすることで割引を受けることもできます。
また、保険料に加えて毎月400円の付加保険料を支払うことで、将来の老齢基礎年金を「200円×付加保険料納付月数」分増やすことができます。
2.2 厚生年金の保険料
厚生年金の保険料は、収入に保険料率をかけて算出します。
厚生年金保険の保険料率は、年金制度改正に基づき2004年(平成16年)から段階的に引き上げられてきましたが、2017年(平成29年9月)を最後に引上げが終了しました。
これにより、現在の厚生年金保険料率は18.3%で固定されています。
例えば標準報酬月額が32万円の方の場合、保険料は5万8560円です。ただし会社と折半するため、実質の負担は半分の2万9280円となります。
厚生年金の保険料は給与と連動すること、そして会社と折半することが特徴だといえるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)