定年後の老後資金目標「平均約4000万円」
「Job総研」を運営する株式会社ライボが、社会人男女565人を対象に行った「2022年 定年退職に関する調査」を実施しました(2022年11月28日公表)。
それによると、現役世代の定年後の個人資産目標額は平均で「3956万4000円」。
「老後2000万円問題」の約2倍の金額となり、いかに老後に不安を感じているかがわかりました。
中央値をみると2500万円まで下がりますが、それでも「老後2000万円では足りない」と考える方が多いですね。
実際に定年後の個人資産予定額をみると平均で3167万3000円、中央値で2000万円。
老後2000万円は達成できそうなものの、予定よりは少なく不安に思っているようすが数字から見えます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月20日更新)。