寒い冬にこそ活用したい「サーキュレーター」の役割と節約術
サーキュレーターは、「部屋の空気を循環させる」ことを目的とした家電です。
サーキュレーターの役割
エアコンなどの暖房器具と併せて使用すると、暖かい空気が循環されるため、効率的に部屋全体を暖められます。
基本的に暖かい空気は「上方に向かう」ため、暖房を使用しても暖かい空気は天井にいってしまいます。
「暖房をつけていても足元が温まりにくい」「暖房をつけてから暖まるまで時間がかかる」という方は、暖かい空気が上に溜まっているのかもしれません。
実際にダイキン工業株式会社が2011年当時に行った調査では、サーキュレーターや空気清浄機を活用したことで足元の温度が約2度上がったという結果も出ています。
上記の結果からも、サーキュレーターを活用することで暖かい空気を循環でき、設定温度を上げずに部屋全体を一定の温度に保つことができるでしょう。
また、サーキュレーターで部屋全体が効率良く暖められるため、設定温度を必要以上に上げなくて済み、電気代を抑えられるのも活用するメリットの1つと言えます。
サーキュレーターの役割を扇風機で代用できる?
サーキュレーターと同じように風を出す扇風機でも代用できるのか、気になる方もいるのではないでしょうか?
結論から述べると、部屋全体を暖める目的で使用するのであれば「扇風機は代用として向かない」です。
なぜなら、扇風機は風を届ける対象が「人」であるため、風力がそこまで強くないからです。
また、サーキュレーターのように角度を柔軟に変えて部屋全体に風を送ることができないため、空気を循環させる目的には不向きです。
上記の点から、部屋全体を効率良く暖めたい場合は「サーキュレーター」を選ぶのが得策と言えるでしょう。