5. まとめにかえて

厚生年金を月額20万円以上も受給できる女性は、1.26%にとどまることがわかりました。

男性の割合と比較すると、いかに至難の業であるかがわかります。

一方で、最近では共働きが主流となってきました。出産や介護で離職せざるをえない女性もまだまだ多いものの、40年間を通してずっと専業主婦というパターンは少ないと推測できます。

少しでも厚生年金に加入していた期間があれば、その分の老齢厚生年金が受け取れます。

また、国民年金基金やiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)など、個人で備える年金もたくさんあります。

老後に向けて、少しずつ資産形成を始めていきたいですね。

参考資料

太田 彩子