厚生年金のモデル夫婦は「会社員の夫と専業主婦の妻」の組み合わせ
高度経済成長期には当たり前であった、「会社員の夫と専業主婦の妻」という夫婦の組み合わせ。
日本年金機構によれば、厚生年金の平均月額もこの夫婦の組み合わせで令和4年度は21万9593円と紹介されています。
当時の男性の仕事量を考えれば、女性が家事育児に専念しなければ家庭がまわらないという点は大きかったでしょう。
ただ時代は変わり、働き方改革や日本経済の低迷もあり、今は夫婦共働きが普通の時代です。
少数派となると、それまで当たり前だったことにも疑問を感じたり、また周囲から指摘されたりしやすくもなるもの。
当たり前だと思っていた「専業主婦」に対しても、今はさまざまな声が集まるようになりました。