武蔵小杉駅のある川崎市中原区の人口推移

では、武蔵小杉駅のある川崎市中原区はどうでしょうか。

1996年の中原区の人口は19万1,140人でした。一方、2015年では24万7,476人と対1996年比で+29%の増加となっています。

また、世帯数は1996年に8万9,134世帯で1世帯当たりの人数が2.15人だったのが、2015年には12万3,312世帯で1世帯当たりの人数が2.0人となっています。

2015年の世帯数が対1996年比で+38%の増加となっているのにも驚きますが、1世帯当たりの人数が2010年から2014年にかけて2人を下回るようになっていることから、単身者の流入が多いと読み解けます。

こうしてみると「中原区が地元ではなかった人」の流入が継続的にあることになります。そうした人の中には、武蔵小杉駅の駅名を略して「ムサコ」と呼ぶ人が増えてきても不思議ではありません。