厚生年金と国民年金はいくら？11月22日【いい夫婦の日】に考えたい年金のコト

3. 今のシニアは「厚生年金と国民年金」をいくら受給しているのか

では今のシニアは、厚生年金と国民年金を月額でいくら受給しているのでしょうか。厚生労働省の資料より、平均とボリュームゾーンをご紹介します。

3.1 厚生年金の平均額とボリュームゾーン

厚生労働省の「令和2年度　厚生年金・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の平均額は14万4366円（男性16万4742円、女性10万3808円）でした（国民年金を含む）。

ただし、ボリュームゾーンは男性で17～18万円未満、女性で9～10万円未満です。

 

3.2 国民年金（老齢基礎年金）の平均額とボリュームゾーン

同じく厚生労働省の「令和2年度　厚生年金・国民年金事業の概況」によると、国民年金の平均額は5万6252円（男性：5万9040円、女性5万4112円）でした。

ボリュームゾーンは男女ともに6～7万円未満となっています。