年金の引き下げや、国民年金の保険料の納付期間を65歳までに延長するなどの内容から、年金に関する話題が「国民の悲鳴」としてトレンド入りとなっています。

将来の年金額について不安を感じ、「ねんきん定期便」で確認している方もいらっしゃることでしょう。

ただし、年金額だけを見れば安心ということではありません。

現役時代の給与所得に天引きされたものがあったように、将来受け取る年金についても、税金や社会保険料といった天引きされるものは続きます。

額面と手取りの違いを理解しておかないと、老後、口座に振り込まれた年金額に驚いてしまうことでしょう。

特に6月に送付される「年金振込通知書」で初めて天引きされることを知り、衝撃を受ける方は多いです。

今回はそんな年金振込通知書と年金制度について、確認していきましょう。