ガーデナーの憧れ!「クリスマスローズ」の育て方

Gerdzhikov/istockphoto.com

苗の選び方

クリスマスローズは12月頃から出回り始めますが、花が咲いている開花株は1月中旬以降だと購入しやすくなります。

販売時点では花が咲いていない開花見込み株や、小さめの2年生のポット苗も出回っていますが、2年生苗は今年開花する可能性が低くなります。来年以降の開花を待ちましょう。

苗自体は2~5本程度、茎が立ち上がっているものを選びます。茎がしっかりとしていて、よく葉が茂っている苗がよいでしょう。

ポット部分を触ったときに、やや固くずっしりしているものは根張りがよい証拠です。葉が黄変していたり、ポットを触ったときに柔らかい苗は避けましょう。

植え付け

植え付けの適期は10〜3月。ポット苗は根が絡まっている場合もあるので、その場合は軽めに根をほぐして植え付けます。このとき傷んだ根などは取り除いておきましょう。

植え付ける土は水はけのよいものを選ぶようにします。草花用の培養土で十分ですが、クリスマスローズ用の土も販売されています。使ってみてもよいでしょう。

クリスマスローズは根が深く張る性質のため、深鉢がオススメ。水はけをよくするために、鉢底には鉢底石を入れておきます。

クリスマスローズの苗は浅植えが基本。株元から芽が出てくるため、芽に土をかぶせてしまわないように気をつけましょう。