【えっ？】年金振込通知書の金額に唖然。年金からも天引きがあるとは！額面と手取りのギャップは、老後も続く

2. 年金振込通知書とは

年金振込通知書は、毎年6月に日本年金機構から送付されます。通知書には、年金支払額や振込額、振込予定額などが記載されています。

年金振込通知書で分かる、年金の「額面と手取り」

出所：日本年金機構「年金振込通知書」

具体的な記載内容や、「天引きされる」項目について一つずつ確認していきましょう。

1回に支払われる年金額（控除前）、いわゆる「額面」の金額ですね。

ちなみに、年金は2カ月に一度（偶数月）に2カ月分が合算で振り込まれます。

年金から天引きされる介護保険料額が記載されます。

年金から天引きされる後期高齢者医療保険料や国民健康保険料（税）が記載されます。天引き対象でない場合は記載がありません。

年金から天引きされる所得税額および復興特別所得税額が記載されます。

具体的には、社会保険料（介護保険料、後期高齢者医療保険料または国民健康保険料（税）の合計額）と各種控除額（扶養控除や障害者控除など）を差し引いた後の額に5.105%の税率を掛けた額となります。

年金から天引きされる個人住民税が記載されます。

年金から天引きされる上記の金額を差し引いた結果、実際に銀行等に振り込まれる金額が記載されます。つまり「手取り額」ということですね。