2.2 資産構成

ファンドを選ぶにあたって、資産構成の見極めはとても重要です。単一の資産だけではリスクが高いものでも、他の資産と組み合わせることでリスクを軽減できるなど、資産の選択や組み合わせ次第で、リスクコントロールが可能です。

自分が許容できるリスクと、運用の目的がはっきりしていれば、おのずから選択する資産構成が鮮明になるでしょう。

どの資産構成がいいのか迷う人は、リスク許容度と運用の目的を改めて確認してみてはいかがでしょうか。

2.3 運用スタイルとリスク

多くのファンドでは、投資家から預かった資産を指数やファミリーファンドへ投資するシンプルな運用スタイルをとっていますが、中には運用が複雑でわかりにくいファンドもあります。

先物取引を活用したブル・ベア型投信や、転換社債に投資するCBファンド、仕組債を投資対象とするノックイン投信などは、基準価額の変動要因がわかりにくいファンドです。

投資信託へ投資する際は、仕組みや基準価額の変動要因を理解した上で買付するようにしましょう。